このサイトについて
はじめまして。
当ブログ「グリーンサステイナブルリビング」 は、管理人のChisato が英国暮らしの中で、見聞きし、実践している個人レベルでのサステイナブルな暮らし方を、日本でも取り入れられるように紹介しています。
サステイナビリティという言葉を聞く機会は、この数年でグッと増えてきていますが、個人、企業、国レベルで、サステイナビリティを考慮した行動をとることが、スタンダードとして定着するまでには、まだまだ時間がかかりそうです。英国でのサステイナビリティの定着具合は、「北欧」「EU圏」に次いでポピュラーと言えると思います。例えば、公共のゴミ箱一つでも、EU圏であれば、分別用のゴミ箱(かなり事細かに分別内容表示されたもの)が設置されているのをよく見かけますが、イギリスでは、分別具合が少し雑な印象です。しかし、消費者は、商品を一つ購入する際にも、「どこで」「どのような環境の元で作られ」「企業が、人、社会、地球に与えるインパクトを考え、どのように行動しているか」で購入を決めるケースも少なくありません。それは、企業や国任せにせず、一人一人の消費者が、持続性のある未来を創造することに貢献する、という意識の持ち方からきているように感じます。
サステイナビリティという言葉は、環境問題に対する気付きから使われるようになってきましたが、現在では、もう少し幅広い意味を持って使われることが増えています。本来、サステイナブルとは、「長期持続・継続可能な」という意味で、そこから転じて、「人間・社会・地球環境の持続可能な」という意味で使われています。日々の行動の一つ一つが、人間・社会・地球環境にとって持続可能なインパクトを与えられるように、考え、行動する、それがサステイナブルな行動が必要とされている、まさに時代を象徴する言葉とも言えるでしょう。
例えば、企業のサステイナブルな変革であれば、例え値段が少し高くなったとしても、環境に悪影響を与える企業活動を、環境に良い影響を与える企業活動にイノベーションを利用して変換することや、労働者が人道的な環境の元で働くことができる、などの取り組みを指します。いくら、イノベーティブで業界をリードしていたとしても、人、社会、環境対してサステイナブルな行動を取れない企業は、今後は今以上にシビアな状況に晒されることとなるでしょう。一方で、私たち消費者は、サステイナブルな企業の取り組みを「購買行動」という形で支援するため、行動する必要があります。消費者の気付きと行動変容なしに、企業活動の在り方を変えることは難しいためです。
当ブログでは、生活の中で、個人レベルで実行可能な、サステイナブルな取り組みを紹介し、一人でも多くの方に、少しずつ実践していただけるような便利な情報を共有することを目的としています。
心が変われば行動が変わる
ウィリアム・ジェームズ (William James)
行動が変われば習慣が変わる
習慣が変われば人格が変わる
人格が変われば運命が変わる
のように、気付きにより、行動を変え、悪習を変えていくことで、未来を作っていく必要があります。何かを変えようとすると、エネルギーが必要になります。人間の脳は、楽をするようにデザインされていて、慣れた場所で、慣れたことを続けることを心地良く感じるものです。その、コンフォートゾーンを打ち破り、変わり続けることに、一緒にチャレンジしていきましょう。
2020年
グリーンサステイナブルリビング 管理人 Chisato