
日常生活で簡単に実践できる、エコフレンドリーでサステイナブルな消費活動について考えてみました。初級編として、5つのポイントをまとめてみました。
何か行動に変化を持たせるときは、シンプルにするのが一番です。ここで紹介する5つ基本のアクションは、3Rの原則に基づいた物で、日常で実際に習慣づけし実行可能なレベルの物を選びました。3Rとは、
- Reduce (リデュース) : (ゴミを)減らす
- Reuse (リユース): 再利用する
- Recycle (リサイクル):素材を生まれ変わらせて、再利用する
リユースとリサイクルですが、素材を加工し直して再度利用する際は、リサイクルになります。リユースは、加工を伴わずに再度使う時に使われます。例えば、下記のような違いがあります。
- 空き瓶を花瓶として使うのはリユース
- 雑誌からトイレットペーパーを作るのはリサイクル
それでは、サステイナブルな消費者としての基本中の基本の5つのポイントをチェックしましょう。
サステイナブルな消費者になる4つのポイント
1. パッケージがリサイクル可能、もしくはリユース可能な物を購入する
- パッケージをよく見て購入しましょう。リサイクル可能なものなのか、リユースが可能なものなのか、よく考えましょう。
- また、過剰包装されすぎていないかチェックしましょう
2. 使い捨ての物をもらわない・使わない
- 買い物袋
- 買い物用のバッグ
- 野菜などを小分けにするバッグ
- 湿った物を入れられるバッグ(保冷バッグ等)生鮮食品などを一つ一つビニールに入れる必要もなくなります。
- 食品だけでなく、洋服などの購入の際も、紙袋もNOと言えるように
- 箸、カトラリーなど
- 使い捨てにする割り箸、スプーン、フォーク、おしぼり
- 100円ライター
- 詰め替えができるものが売っています。日本を初めアジアの100円ライターが海洋汚染で問題になっています。
3. リサイクルショップや中古品を利用する
- 本当に新しい物である必要がない場合は、リサイクルショップやオークションなどで中古品を買いましょう。古い物はきれいに修繕して、アップグレードすることの良さを知りましょう。
4. 買い物をする前に、もう一度考える
- 本当に必要な物ですか?安いからとりあえず買っておくといった、買い物の癖を直しましょう。
- 捨てる時に、環境に悪影響が少ない物か、確認してから買いましょう。
まとめ
まず注意したいのが、ゴミを減らすこと。過剰包装された物、パッケージにプラスチックが大量に含まれているものは、開けた瞬間にパッケージはゴミ箱行きとなります。過剰に包装されていない物を、消費者が選ぶようになれば、販売者も過剰包装を止めるきっかけにもなり得ます。
もし、ゴミが避けられない状況であれば、「リユース=再利用」が可能な物を選ぶようにしましょう。アイディア次第で、リユースはいくらでも可能なので、是非、リユースすることを考えましょう。
最後に、ゴミが避けられない状況で、再利用も不可能な場合、最終的に使い終わった物をゴミとして捨てることになることが想定される場合は、埋め立てゴミにならない、リサイクルが可能な素材でできた物を、なるべく選びましょう。購入の際に、リサイクル可能な物を選ぶことがポイントです。
こんな簡単なことで?こんな少しのことで?と思われるかもしれませんが、一人ひとりのちょっとした少しのゴミが大量のゴミにつながります。でてしまったゴミは、リサイクルされるとしても、その工程で、エネルギーの消費を伴います。よって、リデュース(ゴミを減らす)ことが可能であれば、最初からゴミがでないようにアクションすることが大事です。