
トレンドのシャンプバーですが、たくさん種類がないので、どこのブランドを使うか迷ってしまいますね。香りが良くて、髪にも良いもの、ベストアイテムを探すのは、大変です。そして、自分たち人間だけでなく、環境にも良いものとなると、尚更です。
実は、シャンプーバーは、手作りが可能です。手作りの石鹸と聞くと、以前の、苛性ソーダを使った危険な石鹸作りのイメージがあったのですが、最近は便利で安全な材料で、簡単に作れます。お家時間で作ってみてはいかがでしょうか?
今回紹介するレシピは、石鹸を以前に作ったことがない人や、安全に簡単に作りたい人向け。石鹸を作るときに使う、「劇薬の苛性ソーダ」は使いません。その代わりに、ソープベースという、石鹸の元になるものを使います。これを湯煎で溶かして使うだけなので、レシピはとてもシンプルです。ソープベースは、ビーガンのものを手に入れることも可能ですよ。
シャンプーバーを使うメリットはこちらから。
早速レシピを見てみましょう。
苛性ソーダを使わないシャンプーバーの作り方 DIY
- 制作時間:20分
- 難易度:簡単
特徴
ソープベース
市販のソープベースを購入して作ります。シャンプーバーの元になる材料なので、出来るだけ品質の良いものを見つけて使いましょう。石鹸の元ができている状態なので、作業はとてもシンプルです。
ひまし油(キャスターオイル)
スキンケアやヘアケアに万能と言われている、ひまし油を材料に使います。ひまし油には、オメガ9脂肪酸が含まれており、髪の成長を促す効果が期待されています。 ミネラル、ビタミンに加え、タンパク質も含んでいるので、頭皮の血行を促進し健康的な髪へと導きます。
エッセンシャルオイル
このレシピでは、お好きなエッセンシャルオイルを使って作ります。ご自身の髪のお悩みや、髪質にあったエッセンシャルを選んで作ることができます。
材料
- ソープベース*: 500g
- キャスターオイル (ひまし油): 小さじ 2
- シアバター: 小さじ1
- エッセンシャルオイル: お好みで25滴程度
- オイルのブレンドは髪質により異なります。下記を参照してください。
*ソープベースには、ゴートミルクのソープベースがおすすめですが、手に入るもの、お好みに合わせてお使いください。
髪質別、お勧めエッセンシャルオイル
髪質 | エッセンシャルオイル |
オイリーヘア | ベルガモット、レモン、グレープフルーツ、クレイセージ、ベイリーフ、サンダルウッド |
ダメージヘア | ジャーマンカモミール |
くせ毛・ボリュームヘア | イランイラン |
細い髪 | ローズウッド、レモングラス |
抜け毛 | サンダルウッド、レモン、スパイクナード、グレープフルーツ、クレイセージ、ローズマリー |
痒み・スカルプケア | ベイリーフ、ティーツリー, ゲラニウム、パルマローザ, パチュリ |
ボサボサ・ドライヘア | イランイラン、 ゼラニウム |
用意するもの
- 石鹸の型*: 牛乳パックなど
- シリコンの物が、石鹸作りには、扱いやすく簡単と聞きますが、シリコンも環境への悪影響があるようです。
- 湯煎用の鍋: 大小それぞれ1つ
- エタノール消毒スプレー [オプション]
* 既製品が手元にない場合は、牛乳パックで作れます。
作り方
- ソープベースを細かくカットし、湯煎で溶かします
- 解けたら、火を止め、更に、シアバター、キャスターオイル、エッセンシャルブレンドを加え混ぜ合わせます。
- ソープバーに流します。
- [オプション]ここで、エタノール消毒スプレーを吹きかけると、空気が入るのを防ぎます。自宅用なら、やらなくて問題ありません。
- 半日程度寝かせて、石鹸が乾くのを待ちます。乾いたら型から外し、完成
使い方
石鹸を使う要領で、髪に優しく当てて、泡立てるか、手にとって泡立ててから、泡を髪につけて洗います。洗い終わったら、流します。
洗い終わったら、セットでコンデイショナーバーを使って、髪のPhを整え、しっとり仕上げます。
コンデイショナーバーは、市販の物でも、手作りでもOK。手作りに挑戦して見たい方は、レシピをチェックしてみてください。
まとめ
ほとんど手間がかからない上に、コスパも良く、プラゴミの量を減らすことが可能です。エコフレンドリーでオーガニックなので、人にも環境にも優しいです。何よりも明らかに美しい髪になってきます。髪に天使の輪がついて見える、何のシャンプーを使っているの?と、知らない人からも声をかけられるほど。ご紹介したレシピはベーシックな物なので、慣れてきたら、材料は適宜調整しながら、お好みのものを作ってみてください☆