
実りの秋。公園や森にお散歩に行くと、松ぼっくりをチラホラ見かけるシーズンがやってきました。松ぼっくりは、特に冬のクラフトやお部屋のデコレーションにピッタリ。もちろん、そのままトレーなどに載せて飾るだけでも、ナチュラルでリラックスした雰囲気を楽しめます。ただ、拾ってきたものは、泥や小さな虫が付いていることがほとんど。下処理をして、ベストコンディションの松ぼっくりを楽しみましょう。
この記事では、自然乾燥での下処理方法と、オーブンを使う方法の2種類を紹介します。
クラフト用まつぼっくりの下処理 – 自然乾燥
自然乾燥の場合、マットでナチュラルな仕上がりになります。長く楽しむには、自然乾燥後にコーティングをする必要があります。
- 所要時間: 3−4日程度
- 難易度: 簡単
用意するもの
- 松ぼっくり
- お酢: 計量カップ1/2 (125ml)もしくは1カップ (250ml)
- ボウル
- 毛足の長いブラシ
- 新聞紙 2-3枚
1. ブラシでお掃除
毛足の長いブラシを使って、松ぼっくりの間に詰まっているゴミなどを取り除きます。
2. 洗う、すすぐ
ボウルに人肌に温めたお湯を用意し、お酢を計量カップ半分のお酢を加え、松ぼっくりを、30分つけます。このプロセスで、虫を取り除きます。
30分後に、綺麗にすすぎます。
3. 新聞に挟んで乾かす
すすぎ終わったら、タオルドライをします。
新聞紙を2〜3枚用意します。松ぼっくりを新聞紙のレイヤーに挟むようにして寝かせます。そのまま3-4日寝かせて乾燥が終わったら完成です。
クラフト用まつぼっくりの下処理 – オーブン利用
オーブンを使った場合、松脂が溶けるため、光沢のある仕上がりになります。自然にコーティングされているので、仕上げ剤なしで、長く楽しめます。また、松ぼっくりを完全に開かせることが出来るので、華やかな仕上がりになります。
- 所要時間: 1時間程度
- 難易度: 簡単
用意するもの
- 松ぼっくり
- 毛足の長いブラシ
- オーブン
1. ブラシでお掃除
毛足の長いブラシを使って、松ぼっくりの間に詰まっているゴミなどを取り除きます。
POINT☆ 泥が綺麗に取れない場合は、お湯で洗っても大丈夫です。その場合、洗った後、タオルドライし、2−3日自然乾燥させ、松ぼっくりがある程度、開いてから次のステップに進みます。
2. オーブンでローストする
オーブンを80度程度にセットします。天板に、松ぼっくりを並べ、30-40分ローストします。松脂が溶け切ったらロースト完了です。
*注意* ロースト中は、オーブンから離れないようにしてください。
このプロセスで、虫を除去、クリーニングします。
3. 4-5日寝かせる
ローストが完了したら、自然に冷まして、4-5日、寝かせて完了!
まとめ
松ぼっくりは、下処理した方が、ベストコンディションを長く楽しめます。冬のホームデコレーションには、松ぼっくりが大活躍。ハロウィン、クリスマス、お正月と、どのイベントにもピッタリですよ。また、松ぼっくりは、大きさがあるので、どんぐりよりも扱い易いため、クラフトも失敗が少なく、ちょっと手先が不器用だと思っている人でも心配せずにトライできますよ。