
インターネットで一時期流行っていたどんぐりトトロ。その名の通り、どんぐりで作ります。色々な作り方があるようですが、こちらでは、アクリル絵具で絵付け、バーニッシュで仕上げる方法をご紹介します。ペンなどで仕上げるよりも、筆跡などが残らず、綺麗に仕上がり、また後々虫やカビなどの心配がないので、プレゼントなどにもオススメです。
ナチュラルクラフトどんぐりトトロの作り方
- 所要時間: 1日 (作業時間1時間程度)
- 難易度: 初級〜中級
どんぐりが小さいので、細かい手作業が苦手な人には難しく感じるかもしれません。
材料
- どんぐり(クラフト用に下処理済のもの)
- どんぐりの傘(どんぐりと離れているもの)
- グルーガン(なければ木工用ボンド)
- アクリル絵具 (白、黒、その他好きな色)
- ニス
POINT 1☆プラモデルやフィギュアの色つけに使う絵具を使うと、乾きが早く、綺麗に仕上がります。水彩絵の具や、ペンはオススメしません。
POINT2☆ ニスで仕上げることで、色が剥げたり、虫やカビを防ぎます。どんぐりは、表面がツルツルなので、何もしないと乾いた絵具が、剥がれます。
用意するもの
- 絵付け用の筆
- 竹串、もしくは爪楊枝
- パレット
- ニス用の筆
- 両面テープ [オプション]
- ブルータック[オプション]
作り方
1. どんぐりに絵付けする
どんぐりのナチュラルカラーを活かしたトトロのパターンの絵付けの仕方です。尖った方が上になります。傘をかぶっているものは、一度外して、傘がついている方が下側になります。
絵付け、バーニッシュの際には、どんぐりを固定できる物があると便利です。粘土やブルータックなどを使っていますが、代用できるならなんでも大丈夫です。
- お腹の白い部分: 細い筆で、白い絵具をたっぷりととり、お腹の部分を塗ります。バランスとして、どんぐりの半分くらいを目処に楕円形に描きます。
- 白目: 白目の部分を塗ります。バランスは、お腹とてっぺんのちょうど間か、少し下くらいが可愛い仕上がりになります。真丸で書いてもいいですし、少し垂れ目の感じで描いても可愛いです。
- 乾かす – 黒い絵具の作業の前に一度乾かします。
- 鼻(黒い絵具): 竹串か爪楊枝に、黒い絵具をとり、鼻を描きます。チョンチョンと載せるようにして描くと失敗しにくいです。逆三角形か、ただの横長でも、可愛く仕上がります。
- 髭:同じく、竹串か爪楊枝に黒い絵具をとり、髭を描きます。ゆっくり描くと太くなってしまうので、さっと線を引くように描くと上手く行きます。
- 黒目:白目の部分が完全に乾いていることを確認してから作業スタートします。竹串か爪楊枝に、黒い絵具をたっぷりととり、黒目を描きます。最初に、ポチっと色をのせて、バランスを見ながら、だんだん大きくするように描きます。あまり大きくするとホラーぽくなりますが、小さすぎると愛嬌に欠けます。お好みで大きさを調整しながら、描きましょう。
- お腹の毛並み:お腹の白い絵具が乾いていることを確認してスタートします。竹串か爪楊枝に、黒い絵具をとり、山マークをつけていきます。絵具をつけすぎると、太くなって、バランスが取りにくいです。絵具が滴らない程度にとって色付けしてください。デザインのバランスは、
大きいどんぐりの場合:2列に上に3つの山マーク、下に2つの山マーク
小さいどんぐりの場合:1列で、2つの山マーク
黒の色付けを失敗した場合は、乾いてから白で塗りつぶしてやり直しOKです。

2. 仕上げ(バーニッシュ)
ペイントが乾ききったら、ニスを使って仕上げをします。全体に満遍なく塗ります。塗り残しがあると、虫やカビなど傷んでしまう原因になるので、塗り残ししないようにしましょう。
バーニッシュの際には、どんぐりを固定できる物があると便利ですよ。粘土やブルータックなどを使っていますが、代用できるならなんでも大丈夫です。
3. 一晩寝かせる
ニスを塗ったあとは、一晩寝かせます。
4. 傘を被せる
ニスが乾いたら、傘をグルーガンでくっつけます。傘をひっくり返して、お椀型になっている方にノリをたっぷり塗り、頭に被せて完成!
POINT☆ 傘は、枝がついているものや大きいものを被せると、愛嬌たっぷりに仕上がりますよ。
耳や尻尾をつける人もいるようですが、どんぐりのよさを引き立てる、ナチュラルな仕上がりには、尻尾などはなくても可愛いです。
5. 飾る
そのままでは、立ち上がらないので、拾ってきた木の枝にのり付けするのが、オーソドックスなやり方ですが、ボックスタイプのフォトフレームにのり付けするのがオススメです。
