ナチュラルな木の枝オブジェ 下処理方法 7つのステップ

公園や森を散策していると、面白い木の枝が落ちているのを見つけることがあります。木の枝は、加工してオブジェとして飾るだけで、室内にナチュラルな温かみを加えてくれる優秀なアイテム。更に、ハロウィンやクリスマスなどシーズンのイベントの際には、マスコットを飾ってデコレーションも出来る優れものです。

落ちているものを、そのまま拾ってきて飾るのも、もちろん問題ないのですが、室内に飾る場合は、虫やカビなど不衛生な要素は取り除いて楽しむことをオススメします。自然のものをちょっとだけお借りして、自然を感じる暮らしを楽しみましょう。

それでは早速、手順をチェックしてみましょう。

ナチュラルな木の枝オブジェの作り方 DIY 7つのステップ

  • 難易度: 初級
  • 所要時間:1-3日
  • 作業時間:2-3時間

用意するもの

  • 木の枝
  • ブラシ
  • キッチン用消毒スプレー
  • ヤスリ
  • ナイフ
    • カッターよりも、キャンプ用のサバイバルナイフのような物が使いやすいです
  • ニス

作り方

1. ブラシを使って水洗い

拾ってきた木の枝には、泥や虫などがついていることがほとんどです。まずは、ブラシを使って水洗いしながら、泥などを落としましょう。

2. 消毒

水洗いした枝を軽くタオルドライして、消毒します。道路や公園などに落ちている木の枝は、動物が口に咥えて遊んだりしている場合があるので、念の為。また、エタノールを含んでいる消毒作用のあるキッチンスプレーなどを使うと、表面がカラカラに乾いてくれます。私は、キッチンで使う除菌作用のあるスプレーを使って消毒しています。

3. 自然乾燥

消毒後の木の枝を、1〜2日自然乾燥で乾かします。湿り気が残っていると次のステップで、木の皮を剥がす時に苦労します。

4. ナイフで表面の皮を剥がす

ナイフを使って、表面の皮を削っていきます。後でヤスリをかけるので、表面がボコボコしても気にせずに。ナイフの取り扱いには注意してください。脇を締め、刃よりも先に自分の体がこないように。

最初にざっくりと削りやすいところから削って、後から細かい部分を削るとうまくいきます。削りにくい箇所では、刃の方向を変えるのではなく、木をクルッと回して削ると上手くいきます。

5. ヤスリがけ

終わったらヤスリをかけます。自動のものを使うとすごく楽ですが、マニュアルでやってもOKです。

POINT ☆ ヤスリがけには、マスクとメガネを着用してください。吸うと体に良くありません。

6. カラーをつける[オプション]

飾る場所によっては、木の枝を白いペイントを塗ることで、よりスタイリッシュに仕上がります。また、クリスマスのオーナメントとして使うときは、白、シルバー、ゴールドなどで色付けすると良いでしょう。

ナチュラルに仕上げる時は、カラーは不要です。

7. バーニッシュ

仕上げにニスを使うと、更に長持ちします。素材の良さを引き立てた、ナチュラルな仕上がりがお好みの方には、マット仕上げのニスがオススメです。どうしてもやりたくない人は、そのままでも特に問題はありませんが、虫やカビなどで、傷んでしまう可能性が高くなります。ただし、色をつけた場合は、バーニッシュは不可欠。そのままでは、色が剥がれてくる場合があります。

これで、ベースとなる木の枝のオブジェが完成!
ここから、更にデコレーションをして色々な作品を作ってみてください☆

その他

  • 汚れても良い服装・場所が必要です。
  • 室内で作業するときは、新聞かレジャーマットなどを敷くと後片付けが楽です。
  • 木の種類によっては、アレルギーなどを引き起こす場合があるので、木の枝を拾う時は、注意してください。
  • ヤスリがけの際は、木の粉を吸い込まないよう、マスクなど着用してください

まとめ

ライトアップしたり、ものを飾ったり、ナチュラルなインテリアのデコレーションにお役立ちのアイテム、木の枝を使ったシンプルなオブジェの作り方をまとめてみました。難しくはないのですが、手作業が多いので、時間がかかりますが、美しく仕上がりますので、頑張って作ってみましょう☆ 

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