
12月。ライトアップやクリスマスのデコレーションで、街も家々もクリスマス一色ですね。
ここ数年での、サスティナブルへの意識の高まりに伴い、お店でも自然素材を使ったクリスマスデコレーションが増えてきました。特に、今年のベストセラーとして注目されているのが、ナチュラル素材の壁に掛けるタイプのツリー。メインのクリスマスツリーとは別に、階段やちょっとした玄関のスペースなどのデコレーションにピッタリで、クリスマスグッズの新たな顔として人気を集めています。
このツリー、もちろん、購入しても良いのですが、時間がある人は、手作りにチャレンジするのもオススメです。秋冬のお散歩で見つけた自然からの贈り物、木の枝、松ぼっくり、どんぐり、ドライフラワーなどの、自然素材のみを使った、クリスマスツリーは、シンプルな手順で、不器用な人でも簡単にトライ可能です。
また、このツリーは使い終わった後で、廃棄する時にプラスチックなどのゴミが出ないのも、自然に優しく◎。ほっこりとした、自然素材の温かみのあるウォールデコレーションをお楽しみください♪
それでは、早速作り方をチェックしてみましょう。
オール自然素材のクリスマスツリーの作り方(ウォールハンガータイプ)
所要時間: 0.5 – 1時間 (下準備、ペイントを含まない)
難易度: 簡単
材料
ツリー本体
- 下処理済みの木の枝 (5-6本) : 木の枝の下処理の仕方はこちらからチェック
- 麻紐
デコレーション (お好みで好きな素材を好きなだけ)
- 下処理済みのどんぐり (どんぐりの下処理の仕方)
- 下処理済みの松ぼっくり( 松ぼっくりの下処理の仕方 )
- ドライフラワー
- ユーカリの小枝
- スプレーローズ
- バニーテール
- かすみ草…などお好みで
- リボン (クリスマスカラーの赤、緑、ゴールドなどがオススメです)
道具
- ハサミ
- グルーガン、または木工用ボンド
- 糸
作り方
自然素材を使う場合、それぞれのパーツの下処理をすると長持ちし、クオリティもアップします。詳しい下処理方法は、各手順にて確認できます。
1. 下処理済みの木の枝を並べてバランスを決める

公園で拾ってきた下処理済の木の枝を短い物から順に並べていきます。(下処理の仕方はこちらをチェック) 写真のものは、ナチュラルに仕上げたいので、ニスでの処理はしていません。
2. 木の枝を麻紐で縛り、ツリーの形を作る

長めに用意した麻紐を根元から頂点へ、頂点から根元へと結んでいきます。
[ワンポイントアドバイス]
固結びで十分に固定できますが、あまり強く結びすぎると、左右の紐の間隔を調整する時に苦労するので、最初は仮結びとして、軽く結ぶと良いでしょう。仮結びが終わったら、全体が等間隔になっているかチェックし調整をします。また一番上は、リボンを結んだ後、麻紐が少し余るくらいにすると、壁にかけやすいです。
3. デコレーションを飾る
どんぐりや松ぼっくりを糸に吊るして、ツリーに飾り付けします。
松ぼっくりや、どんぐりは自然素材なので、下処理をして置くことをオススメします。虫やカビよけのための下処理を施すことで、長く楽しめます。( どんぐりの下処理の仕方 / 松ぼっくりの下処理の仕方 )
また、下処理済みの松ぼっくりは、白かゴールドかシルバーでペイントすると、クリスマスらしい雰囲気になります。

また、下処理済みのどんぐりは、傘が取れた物にペイント & ニス付けをして、傘を後からのり付けすると、落下などを防ぐことができます。
*ナチュラルな素材をそのまま楽しみたい方は、ペイントなしでもOKです。
ドライフラワーは、麻紐の結び目に挿して、麻紐はその後きつく縛ります。
4. リボンを頂点に結ぶ
用意しておいたリボンを頂点に結びます。壁掛けの際にリボンが少し邪魔な場合は、頂点より少し下に結んでもOKです。クリスマスらしいカラーの、赤や緑、ゴールドがオススメですが、自宅にある物で済ませましょう。
5. LEDのフェアリーライトを飾る

LEDのフェアリーライトを、木の枝と麻紐に飾って完成!
まとめ
我が家では、階段に、クリスマスのソックスと一緒に飾っていますが、クリスマスで出入りするお客さんから、大好評です。秋に、一緒に公園に行き、どんぐりを拾うのを手伝ってくれた、4才の甥っ子ちゃんも、” They are so pretty!” (すっごく可愛い!)とどんぐりを撫でていましたし、普段ナチュラル素材に興味を示さないお友達も、お洒落で可愛い!と絶賛してくれました。
来年は、もう少しデコレーションを今後増やす予定なのですが、今回はミニマリストな雰囲気を楽しみたく、シンプルなデコレーションにしてみました。お家の雰囲気に合わせて、デコレーションをシックにしたり、華やかにしたりと、手作りだと、自分の感性と趣向に合わせて調整できるのがいいですよね。
また、このレシピは下処理した後の素材は、子供さんと一緒に工作として楽しむことも可能です。ペイントを一緒にしても楽しそうですね。
家族やお友達、大切な方と、素敵なクリスマスを過ごせますように♪
Happy Christmas!