
師走も半ば、年末の大掃除に取りかかっているご家庭も多いことでしょう。クリーニング用品を少しずつ、人や環境に優しい、ナチュラルなものに取り替えつつある我が家ですが、今回は、ナチュラル素材でDIYできる、カーペット/絨毯のシミや汚れのお掃除に活躍する、スプレータイプのクリーナーについてご紹介します。
ナチュラルなお掃除の代表のクエン酸や重曹ではなく、今回の主役は、「ホワイトビネガー」と「塩」。
早速チェックしていきましょう。
ホワイトビネガーの絨毯カーペットクリーナーの作り方
所要時間:10分
難易度:易しい ★☆☆☆☆
材料
- ホワイトビネガー:250ml (もしくはカップ1)
- 水 (もしくは精製水): 500ml (もしくはカップ2)
- 塩:10g (小匙2杯)
- エッセンシャルオイル (オプション)
- ラベンダーエッセンシャルオイル
- または、ユーカリオイル (消臭効果)
ホワイトビネガーを使うワケ
ホワイトビネガーは、とうもろこしや穀物が主原料のたお酢です。一般的に売られているお酢(穀物酢や米酢)はやや黄色味がかっていますが、ホワイトビネガーは無色透明、またニオイも控えめです。イギリスやフランスでは、ホワイトビネガーはナチュラルなお掃除用品として定番のアイテム。価格も通常のお酢と変わりません。
ホワイトビネガーを絨毯/カーペットのお掃除に使う理由は…
- 揮発性なので、表面に残りにくくで素材を痛めにくい
- 液体なので使いやすい
- 酸度が弱いので、素材を痛めにくい
- 無色透明なので、色移りの心配ゼロ
絨毯やカーペットとのお掃除の相性はバッチリです。
塩を使うワケ
塩は、このレシピでは、シミを浮き上がらせる役割を担っています。
[ポイント]カーペット/絨毯にケチャップや赤ワインなどをこぼしてしまった時は、すぐに塩を上にまぶして、10-15分ほど置いて、塩が水分を完全に吸収したら、掃除機をかけ、その上からこのスプレーをすると効果的にお掃除できます。
ラベンダーオイルの役目
ラベンダーオイルは、脱臭効果とバクテリアの繁殖を減らす効果が期待できます。数あるエッセンシャルオイルの中でも、お子さんやペットがいる家庭でも使うことができるオイルとしても知られています。
作り方
- ホワイトビネガーと水を混ぜて、スプレーボトルに移す
- 塩とエッセンシャルオイルを混ぜ合わせてから加える (*ボトルに先に移すと塩が溶けにくい場合があります)
- キャップをして、振り混ぜ合わせる
使い方
- カーペット/絨毯の上にスプレーする。あまり近くからかけず、全体に満遍なくスプレーすると良いです。スプレー中もボトルをシェイクして混ぜ合わせながらスプレーします。
- カーペットがある程度乾くまで、放置します。
- スプレーした箇所を上から、掃除機をかける
その他
特に匂いが気になる方は、このスプレーを使う前に、匂いが気になる箇所に、重曹を振りかけることで、キツイ匂いを重曹が吸ってくれます。30分〜1時間程度おいてから、掃除機で重曹を吸い取ってから、スプレーを使ってみてください。
特に、シミが気になる箇所がある場合は、スプレーをダイレクトにかけてください。
まとめ
これまでは、絨毯全体をお掃除するのは掃除機か、スチームの掃除機のみだったのですが、このレシピのお陰で、絨毯を丸ごと綺麗にできるようになり、スッキリしました。特に、小さいお子さんがいるご家庭や、小さいお子さんをゲストで迎えることが多い場合、ゴロゴロ転がっても平気なほど清潔だと気持ちが良いものです。
普段は、カーペットや絨毯は掃除機のみというご家庭でも、年末大掃除の機会に試してみてください♪