柑橘類、フルーツの皮を捨てずに楽しむ6つの方法

©グリーンサスティナブルリビング

柑橘類をはじめとしたフルーツの皮。実を食べた後の皮は、どうしていますか?捨てる、コンポストする、のどちらかを選ぶ人が多いかもしれません。でも、ちょっと待って。実は、柑橘系フルーツの皮は、少し手を加えるだけで、捨てずに楽しむことが可能なんです。料理やお掃除、ポプリなど、使い切るためのテクニックをマスターして、楽しみながらサステナブルな暮らしを実践してみましょう。

この記事では、フルーツの皮を、できるだけ使い切って、無駄なく、ゴミを減らすためのコツを紹介しています。

柑橘類の皮を使い切る6つの方法

1. クローゼットやタンスの匂い袋に

匂い袋
Photo by Anete Lusina from Pexels

しっかりと乾かしたレモンやオレンジの皮に、お好みのエッセンシャルオイルを数滴垂らして、よく混ぜたものを、モスリンのバッグに詰めて、クローゼットやタンスに忍ばせれば、匂い袋として使うことができます。ナチュラルな素材だけを使っているので、ほんのりと、爽やかなシトラスの香りが魅力です。

2. ドライポプリに

ドライポプリ
Photo by Katya from Pexels

オレンジ、レモン、りんご、ライム、グレープフルーツ、みかんの皮は、乾かしてドライポプリにできます。ドライシナモンとお気に入りのエッセンシャルオイルを加えれば、手作りポプリの完成です。甘い香りではなく、ナチュラルな香りなため、男性にも好評。

皮を乾燥させる時は、急ぎでなければ、省エネの自然乾燥で。自然乾燥が難しい時期は、暖房の近くに置いて乾燥させても。急ぎの場合は、オーブンを使っても。

ドライポプリのレシピ

3. すりおろして料理やお菓子作りの材料に

Photo by Skyler Ewing from Pexels

皮を細かくすりおろしたものは、手作りドレッシング、料理の仕上げや、お菓子作りに使うことができます。特にレモンは、どちらにも使える優秀なアイテム。すぐに使わない場合は、冷凍庫で保存OK。オレンジやその他の柑橘類のゼストは、お菓子作り、特にケーキなどにピッタリです。

4. スイーツとして

Photo by JÉSHOOTS from Pexels

レモンやオレンジの皮を、煮込んだ後に、オーブンでローストし、お砂糖をまぶしたものは、キャンディータイプのスイーツとして知られています。チョコレートをディップすれば、そのままでも楽しめますが、オススメは、デザートのトッピングです。特にケーキやアイスクリームのトッピングに使うと、見た目も本格的で、お洒落に。

5. すりおろしてシンクの磨き粉に

Photo by Ksenia Chernaya from Pexels

グレープフルーツの皮は、すりおろしてから、粗塩、重曹と混ぜれば、シンクの磨き粉として大活躍。グレープフルーツの柑橘系の香りが、爽やかなキッチンへと導きます。

6. クリーナーとして

Photo by cottonbro from Pexels

レモンの皮をすりおろしたものは、手作りのクリーナーの材料としても重宝します。お酢(ホワイトビネガー)と混ぜて、クリーニング用のスプレーとして使えます。

まとめ

他にも、ここでは紹介していませんが、カクテルの装飾など、捨てる前に楽しむ方法がたくさんあります。捨てるという習慣に、意識的に捨てられる習慣が加わると、ゴミのあり方も変わってきます。捨てる前に、もう一度別の形で楽しんでから、コンポストなど、循環できる方法で廃棄できるようになりたいですね。

>Green Sustainable Living - グリーンサステイナブルに暮らす

Green Sustainable Living - グリーンサステイナブルに暮らす

人に、社会に、環境に持続性のある未来をもたらすために、エコでグリーンなサスティナビリティの進め方。
ゴミを減らす方法、アップサイクルのアイディア、環境への悪影響を減らし、ナチュラルに暮らす生活のコツなど、日常生活の中で、無理なく、個人レベルで実行できる、サスティナブルな暮らし方を紹介しています。